僕の超主力EA「White Bear Z USDJPY」の取引数量はどう決めているのかについて詳しく解説します。
Lot数の設定が適切でないと、勝てるEAでも性能を発揮できずにぜんぜん勝てません。
取引数量が適切でないばっかりに
「なんやこれ、せっかく高いカネ出してかったのに、負けてばっかりやん、FXの自動売買なんてやらへんかったらよかったわ」
てな事になるともったいないです。
そこで、この記事では「White Bear Z USDJPY」を購入して運用しているんだけど、なぜか勝てない。
フォワードテストと同じように動かないんだけど、どうして?
という人に、損しない「White Bear Z USDJPY」の設定を伝授したいと思います。
なぜ勝てないか
フォワードテストでは勝っている。このブログで公開している成績も勝っている。
ではなぜ自分のWhite Bear Z USDJPYは勝てないのか?
それはほとんどの場合、取引数量が多すぎる事が原因です。
取引数量が多すぎると、本来EAが耐えられるはずの含み損に耐えられずにロスカットされてしまいます。
EAの本来の能力を出しきれずに試合終了となってしまうので、勝率が低下します。
これが多くの人の勝てない原因ではないでしょうか。
勝てるEAは正しく運用すれば、勝てます。
では取引数量はどのようにして決定すればいいのでしょうか?
この記事を最後まで読めばその答えがわかります。
取引数量は口座残高に応じて変える
そもそも、取引数量は口座残高に応じて、変更が必要です。
自動売買といえども何もかも自動でやってくれる訳ではありません。
トレードはプログラムがやってくれるんだけど、リスク高めでガンガン攻めるのか、収益は小さくても安全にコツコツ稼ぐのかは、プログラムを運用する投資家が決定しないといけません。
EAが稼いでくれると口座残高は順調に増えて行くので、口座残高に応じて、適切に取引数量を大きくすることで、大きく稼げるようになります。
複利でカネを回すと早く稼げるということです。
White Bear Z USDJPYの適切な取引数量
では早速、White Bear Z USDJPYの最適な取引数量について考えてみましょう。
結果としては、1Lotで運用したいなら、口座残高は36万円くらいが適切です。
逆に、10万円で運用したいなら、0.27Lotが適切な取引数量でしょう。
え、すくなすぎるやん!と思ったかもしれません。
まずは、この取引数量の根拠を解説します。
White Bear Z USDJPYの1ポジションあたりの最大負け金額
まずは、1ポジションあたりの最大負け金額を確認しましょう。
ゴゴジャンのサイトをみればわかります。
最大ストップロスが60となっています。
これは1Lotでトレードしている時に6万円負けると、損切りするよ。という事になります。
つまり1ポジションあたりの最大負け金額は6万円です。
White Bear Z USDJPYの最大負け金額
では、White Bear Z USDJPYの最大負け金額はいくらでしょうか?
え、6万円じゃないの?
と思った人もいるかもしれません。
しかし、違います。
正解は18万円です。
最大ポジション数は「3」となっています。
つまり、White Bear Z USDJPYを動かしておくと、最大で同時に3つのポジションを持ってトレードします。
最悪の場合、3つのポジションが6万円負けた場合、合計18万円の負けが発生します。
つまり、口座残高が18万円ないのに1Lotで運用している人は、取引数量が多すぎという事です。
最低でも18万円の含み損に耐えれれるくらいの口座残高がないと、EAの本来の性能が発揮できません。
1Lot18万円で運用したらいいのか?
ほんだら、答えとしては1Lotの取引がしたいのなら、18万円運用したらいいのか。
というとそれも不正解です。
なぜなら、それは、口座残高の100%をリスクにさらしているからです。
White Bear Z USDJPYが大負けした場合、全てのお金を失います。
White Bear Z USDJPYは勝率が高いEAですが、100%負けないわけではありません。
少なからず負ける時はいつかきます。
コツコツ、コツコツ稼いでいても大負けに遭遇して、口座残高が0円になる時が来ます。
負けても死なない金額でトレードしよう
口座残高を100%リスクにさらしてトレードすると、いつか100%失います。ではどうしたらいいか?
それは手持ちの半分をリスクにさらして、大負けしても次回もトレードできるようにしよう。という事です。
大負けしてもまたトレードを続けられるので、またコツコツ資産を増やして行きましょう。
大負けしても年間でトータルになれば投資として成功です。
そこで、1Lotで18万円の負けの可能性があるなら、36万円の口座残高でトレードしよう。
という結論が導き出されます。
36万円もカネがない
White Bear Z USDJPYを1Lotで運用するには36万円くらいあればいいという結論に達しましたが、
いや36万円もカネないし。
いきなり、そんな大金をぶっこむ事はできないという人も多いでしょう。
じゃあ、10万円なら何Lotで取引できるでしょうか?
10÷36=0.27Lotです。
同様に5万円なら、0.138Lotです。
こうやって、自分の口座残高に応じて適切なLot数を導き出してください。
もっとデカイ取引数量で取引したい
口座には5万円しかないけど、0.13Lotなんていう味気ないLot数でトレードしてても全然もうからへんやんか。
俺はもっとガンガン取引数量を増やして、ガンガン稼ぎたいんや!
という人も多いでしょう。
そこで、考えました。
そんな人は、最大ポジション数を減らしましょう。
実際に僕は最大ポジション数2で運用しています。
1Lotで最大ポジション数が2の場合の最大負け金額は12万円です。
安全にトレードする為には24万円準備しましょう。
5万円ならば、0.2Lot、3万円なら0.125Lot
でトレード
という事で、最大取引数量を2にすると5万円で0.2Lot、3万円なら0.125Lotという現実的な取引数量になりました。
僕も最大取引数量を2でガンガン攻めてます。
まとめ
White Bear Z USDJPYで勝てない。という人は取引数量が多すぎないか確認してみてください。
最大取引数量が3の時は5万円で0.138Lot、最大取引数量が2の時は10万円で0.2Lotが目安です。
僕のWhite Bear Z USDJPYの運用成績と、取引数量は次の記事で毎月公開しています。
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