貧乏人は負債を買う。
しかもそれが資産だと勘違いしているので、よろこんで負債にカネを払う。
だからこそ、カネが出ていってばっかりで金持ちにはなれない。
これは事実です。
それは多くの人が現実に金持ちでない現実がエビデンスです。
つまり金持ちになりたいなら、一般的に資産だと思われている負債に大金を投じては金持ちになれません。
貧乏人は負債を買う
「貧乏人は負債を買う」この一説は「金持ちに父さん、貧乏父さん」という本で紹介されています。
金持ちになる為のバイブルのような本で、僕自身この本を読んで大きく価値観を変えさせられました。
未読の人はぜひ読んでみて下さい。
では負債とはなんでしょうか?
それを持っていると、自分のポケットからお金が出ていくものです。
自動車はその典型です。
車を購入すると、自動車税に、自動車保険、ガソリン代、もろもろの出費が伴います。
住宅だってそうです。
持っているだけで、固定資産税と修繕費がかかります。
一括で買えない人は、住宅ローンの支払いが残りますよね?
因みに、分譲マンションならその金額の3分の1が土地代で、3分の1が家代、そして残りの3分の1は販売会社の利益です。
とはいっても車や家は資産だ
いくら僕が車と家は負債だと言っても、ピンと来ない人も多いと思います。
それは今の日本では、車や家を買ってこそ、一人前。
高い車に乗れる、高い住宅ローンを組んで家を買う。
高いものを買えることが立派だという風潮があるからです。
人よりも高い新車に乗っている。人よりも駅チカで大きな家に住んでいる。
他の人には買えないモノを持っているのだから資産だろう。
と感じるかもしれません。
それは確かに見栄を張れるかもしれません。
資産とは見栄が張れるモノと定義すると、新車や新築は資産かもしれません。
車や家で見栄が張れるので、それは資産だ。
そういう価値観の中では間違いではありません。
日本でぼんやり過ごしていると往々にしてそういう価値観を植え付けられてしまいます。
日本のほとんどの人は、車や家が資産だという価値観を持っているのではないでしょうか?
そして、そういう価値観の人の中にどれだけの金持ちがいるでしょうか?
自動車を買う。家を買う。
一見、金持ちになったような気分になれるかもしれませんが、
実際はどうでしょうか?
支出が増えるばかりで、金持ちになるどころか、自分の手持ちのカネがどんどん減っていくような状態になってしまうのではないでしょうか?
資産とはポッケットにお金を運んでくれるもの
本当の資産とは、見せかけの新車や、新築の家ではありません。
資産とは、自分のポケットにお金を運んでくれるものです。
別にあくせく働かなくても、何もせずともお金を運んでくれるものが世の中にはあるのです。
「お金は苦労して働いて対価として貰うもの」と思っている人には、そんなものが本当にあるのか?と疑いたくなるかもしれません。
しかし、実際にあります。
そして世の中の真の金持ちは、お金を生み出してくれる資産を持っています。
ここで資産と言うとイメージが湧きにくいかもしれないので、資産が生み出してくれるお金の例を挙げると、
株式の配当、不動産の家賃収入、自動売買のトレード収入などです。
これらの資産は、持っているだけでお金を生み出してくれます。
そして生み出したお金で更に資産を購入すると、さらに収入が増えます。
まさにお金が自己増殖してくれる状態です。
だから、金持ちはさらに金持ちになるのです。
何もせずに雇われのサラリーマンとして働き続ける人と、資産を持っていて、資産を増殖させる人とでは、
金回りが全然違うはずです。
金持ちになる人が考える資産とは、自分のポケットにお金を運んでくれるものです。
まとめ
新車や新築、人に威張れるものが資産だと考えているうちは金持ちになれないでしょう。
そう考える事は、人の価値観なので、他人の事をとやかく言えるものではないかもしれません。
しかし、いつもでもそんな価値観でいると、一生金持ちにはなれないでしょう。
多くの人がそのような価値観を持っていて、多くの人が金持ちで無い事がその証拠です。
金持ちになりたいのなら、金持ちになる人の考え方を取り入れましょう。
金持ちは、お金でお金を増やしてくれる資産を買います。
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